【Cameraman and Editor's NOTE】7)映画の文法

「映画の文法」を改めて読み直してます。
やはり読み返せば読み返すほど、やはりこれは映画じゃないのかもしれない、という思いです。
映画とはなにか、という原点の話は、実はこの映画の中でも出てきます。
というか、映画の起源について講義する場面があります。
もともとは電気を使って絵が動く、不思議だね、という見世物として始まったもので、動画を見せてゼニを取れば映画として成立をする、という考え方もあります。
一方でそのあとに積み重ねた映画の文化というものがあって、それをどれだけ反映させているか、ということも映画には問われると思います。
絵が動いてゼニになればいいのであれば、テレビもYouTubeも映画だということになってしまいますのでね。
その点でどうなんだろう、と。