2020-10-17から1日間の記事一覧

15秒CM

15秒CM。 今日の上映回はほぼ満席のようですが、明日以降は空きがあります。 https://www.asovivatheater.com/btmn 0202-04-06youtu.be

【Cameraman and Editor's NOTE】20)リモート

新しい生活様式とか言うそうですが、リモートの場面が増えていくのは必然。 ただそれが今、映像でどれだけ効果的に生かされているでしょう? 既にリモート会話があるドラマや動画をいくつも見ましたが、基本的にはただ二人横並びになってるだけ、というのが…

【Cameraman and Editor's NOTE】19)恋愛要素

シナリオを見たとき、これはパフォーマンス界をめぐるアワーストーリーであるとともに青春映画である、と解釈しました。 青春ストーリーにつきものの恋愛要素についてどうするか、あまるさんに確認したことがあります。 その答えは書きませんが、その意向を…

【Cameraman and Editor's NOTE】18)寺山修司

前回は撮影でももクロの「幕が上がる」の影響を受けた話を書きましたが、編集で一番意識したのは寺山修司の「田園に死す」です。 「田園に死す」で寺山が目指していたのは演劇と映画、そして現実との融合ということになると思います。 その結末として、あの…

【Cameraman and Editor's NOTE】17)青春映画

この作品は完全オリジナル、あそVIVA!劇場のための作品であって、他の劇場やオンラインで公開したところで、それはまったく別物になるだろうことは、ご覧いただいた方にはお分かりいただけると思います。 ただ、制作者として完全なオリジナルというものは存…

【Cameraman and Editor's NOTE】16)劇伴

劇伴という言葉という言葉にあまり馴染みがありませんでした。 初めて聞いたのは、あべの古書店の鈴木大治さんがやってる「言触」で音楽のことをそう呼んでる時だと思います。だからこの数年のこと。 本作に関してはアートモバイルさんが音楽で関わっていて…

【Cameraman and Editor's NOTE】15)映り込み

昨日10月7日、あそviva劇場にて2度目の初号試写を行いました。 1度目は参加できなかったので、1度目の初号試写で言われたことについてよく分からなかったのですが、編集画面とスクリーン(映写機材)とは違うことが最大の原因です。 編集画面で許容範囲内の…

【Cameraman and Editor's NOTE】14)シナリオにないカット

10月7日なのにまだやってるのか、という話もありますが、編集も大詰め、作業時間であと1時間程度でしょうか。BGMも乗って、映画としての形をなしてきています。もともと演劇的に始まったこの作品ですが、なんとか映画的な方向に傾けようとして、シナリオにな…

【Cameraman and Editor's NOTE】12)ドン引き

ようやくクランクアップとなりました。 最終はこんな感じ。 シナリオだと、夜に田んぼに蛙が飛び込む、という感じになってたのですが、なにせそんな絵を簡単に撮れるわけがなく、夜の田んぼに石を投げ入れようかとも思ったりもしたのですが、それは迷惑行為…

【Cameraman and Editor's NOTE】11)撮影は続く

【Cameraman and Editor's NOTE】11)撮影は続く 2020年10月10日公開「ぼくたちは、夢中になりたい」に撮影・編集で関わっています。 それにまつわる話を【Cameraman and Editor's NOTE】として書いていきます。 10月10日公開なのに、9月29日時点でまだ撮影…

【Cameraman and Editor's NOTE】10)あの日のあそび座

静岡でストレンジシードというパフォーマンスのイベントが行われて、「ぼくたちは、夢中になりたい」のプロデューサーであり脚本演出のあまるさんと美術制作のひっきぃさんによる「あの日のあそび座」という演目をyoutubeから観覧しました。 戦前に静岡にあ…

【Cameraman and Editor's NOTE】9)長回し

この作品の一番の見せ場は、と言えばラストの9分26秒にわたるノーカット長回しを挙げます。 ここが映画っぽくないところでもあるのですが。 もともとのシナリオではここはこんな長回しではありませんでしたが、現場での役者のこだわりを尊重した結果です。 …

【Cameraman and Editor's NOTE】8)演劇という結論

編集作業を進めながら考えるうちに、やはりこれは映画ではなく演劇なのだ、という結論に達しました。 映画と演劇との違いがどこにあるかというと、制作側と客席の信頼関係にあると思います。 たとえば山を見せるとき、演劇なら山で演じるのもありでしょうが…

【Cameraman and Editor's NOTE】8)演劇という結論

編集作業を進めながら考えるうちに、やはりこれは映画ではなく演劇なのだ、という結論に達しました。 映画と演劇との違いがどこにあるかというと、制作側と客席の信頼関係にあると思います。 たとえば山を見せるとき、演劇なら山で演じるのもありでしょうが…

【Cameraman and Editor's NOTE】7)映画の文法

「映画の文法」を改めて読み直してます。 やはり読み返せば読み返すほど、やはりこれは映画じゃないのかもしれない、という思いです。 映画とはなにか、という原点の話は、実はこの映画の中でも出てきます。 というか、映画の起源について講義する場面があり…

【Cameraman and Editor's NOTE】6)演劇と映画の狭間で

【Cameraman and Editor's NOTE】6)演劇と映画の狭間で 粗っとした編集が楽しく難航していましたが、終わりが見えてきました。 問題はこれを、どう映画として成立させるのか、あるいは映画としては成立させないのか・・・。 映像化された演劇と映画の狭間を…

【Cameraman and Editor's NOTE】5)9月2日放送SBSラジオ ふくわうち

【Cameraman and Editor's NOTE】5)9月2日放送SBSラジオ ふくわうち いま映画制作に撮影・編集で関わっています。 それにまつわる話を【Cameraman and Editor's NOTE】として書いていきます。 9月2日にあまるさんとひっきぃさんがSBSラジオに出て、この企画…