映画「ひとにやさしく」制作について 2020年は静岡市にある「あそviva!劇場」の映像制作企画にのって「ぼくたちは、夢中になりたい」の撮影編集(出演)を行いました。 www.asovivatheater.com 制作遅延にともない告知が行き届かない中、おかげさまで100人を…
静岡市文化・クリエイティブ産業振興センター(CCC)のイベント、アワーフェスティバルの中の「まちスマホ映画祭」に参加してきました。 www.c-c-c.or.jp 初めての試みということで、最初は企画の意図がよく分からない部分も多く、結局のところ最後まで全体…
例えば、今日は株価が暴落したわけですが、こんなツイートがあって 今日のマザーズ https://t.co/2f9PLOPvfs — yu-ya (@yuya1000) 2022年1月27日 こうやって、なんかの時にペタリと貼り付けられるような動画。 NFTアートとしての値打ちが高いと思うんですよ…
生々しい話は控えますが、例えばの話で静岡の某劇場で2週間回して何人のお客様が来るかと言えば100人で、1000円の入場料を頂いたとして興行収入で10万円なわけです。 それで採算が合うかというと、もちろん合うわけがなくて、補助金とか持ち出しだとかで成立…
【Cameraman and Editor's NOTE】26)撮影機材 10月26日まで公開していた「ぼくたちは、夢中になりたい」に撮影・編集で関わりました。 それにまつわる話を【Cameraman and Editor's NOTE】として書いていきます。 上映期間中、撮影機材についてご質問があっ…
いよいよ上映も今日25日が楽日。 (最終回まで満席となりましたので一部文章を削除しました) スクリーンに上映されるものは、私のPCの編集画面で見るものとも違って無二のものです。 これはこの作品に限らず、上映されるものはすべてそうで、上映環境によっ…
【Cameraman and Editor's NOTE】24)見切れ 本来は「見えちゃいけないものが見えちゃう」ことを「見切れ」と言うのですが、最近では「見えるべきところが見えない」ことを見切れと言ってもいいことになってます。 本作は前者の「見切れ」との戦いでした。 …
【Cameraman and Editor's NOTE】24)ネタバレ いよいよ上映も明日10月24日と明後日10月25日の各4回限り。 10月24日17時回に私もあそviva!劇場に行きます。 その前後に、ここに書いてきたような話を出来れば、と思ってます。 17時回とその後の20時回は席に余…
【Cameraman and Editor's NOTE】23)パラパラ 動画は、静止画を短時間で多数見せることで動いているように見せるものです。 1秒間に何枚の静止画を見せるかを表した単位をfpsというのですが、少なければカクカクした映像に、多ければ滑らかな映像になります…
【Cameraman and Editor's NOTE】21)ライブ撮影 本作に関しては、振りを細かく決めずに立ち稽古で動きを大まかに決めるにとどまっていて、それが基本的にはいい方向に出ていたのですが、細かく打ち合わせて準備しておけば、と心残りだったのがひっきぃさん…
【Cameraman and Editor's NOTE】21)私という役者 現在公開中「ぼくたちは、夢中になりたい」に撮影・編集で関わっています。 それにまつわる話を【Cameraman and Editor's NOTE】として書いていきます。 公開から10日ほどたって、様々なご感想をSNSやアン…
15秒CM。 今日の上映回はほぼ満席のようですが、明日以降は空きがあります。 https://www.asovivatheater.com/btmn 0202-04-06youtu.be
新しい生活様式とか言うそうですが、リモートの場面が増えていくのは必然。 ただそれが今、映像でどれだけ効果的に生かされているでしょう? 既にリモート会話があるドラマや動画をいくつも見ましたが、基本的にはただ二人横並びになってるだけ、というのが…
シナリオを見たとき、これはパフォーマンス界をめぐるアワーストーリーであるとともに青春映画である、と解釈しました。 青春ストーリーにつきものの恋愛要素についてどうするか、あまるさんに確認したことがあります。 その答えは書きませんが、その意向を…
前回は撮影でももクロの「幕が上がる」の影響を受けた話を書きましたが、編集で一番意識したのは寺山修司の「田園に死す」です。 「田園に死す」で寺山が目指していたのは演劇と映画、そして現実との融合ということになると思います。 その結末として、あの…
この作品は完全オリジナル、あそVIVA!劇場のための作品であって、他の劇場やオンラインで公開したところで、それはまったく別物になるだろうことは、ご覧いただいた方にはお分かりいただけると思います。 ただ、制作者として完全なオリジナルというものは存…
劇伴という言葉という言葉にあまり馴染みがありませんでした。 初めて聞いたのは、あべの古書店の鈴木大治さんがやってる「言触」で音楽のことをそう呼んでる時だと思います。だからこの数年のこと。 本作に関してはアートモバイルさんが音楽で関わっていて…
昨日10月7日、あそviva劇場にて2度目の初号試写を行いました。 1度目は参加できなかったので、1度目の初号試写で言われたことについてよく分からなかったのですが、編集画面とスクリーン(映写機材)とは違うことが最大の原因です。 編集画面で許容範囲内の…
10月7日なのにまだやってるのか、という話もありますが、編集も大詰め、作業時間であと1時間程度でしょうか。BGMも乗って、映画としての形をなしてきています。もともと演劇的に始まったこの作品ですが、なんとか映画的な方向に傾けようとして、シナリオにな…
ようやくクランクアップとなりました。 最終はこんな感じ。 シナリオだと、夜に田んぼに蛙が飛び込む、という感じになってたのですが、なにせそんな絵を簡単に撮れるわけがなく、夜の田んぼに石を投げ入れようかとも思ったりもしたのですが、それは迷惑行為…
【Cameraman and Editor's NOTE】11)撮影は続く 2020年10月10日公開「ぼくたちは、夢中になりたい」に撮影・編集で関わっています。 それにまつわる話を【Cameraman and Editor's NOTE】として書いていきます。 10月10日公開なのに、9月29日時点でまだ撮影…
静岡でストレンジシードというパフォーマンスのイベントが行われて、「ぼくたちは、夢中になりたい」のプロデューサーであり脚本演出のあまるさんと美術制作のひっきぃさんによる「あの日のあそび座」という演目をyoutubeから観覧しました。 戦前に静岡にあ…
この作品の一番の見せ場は、と言えばラストの9分26秒にわたるノーカット長回しを挙げます。 ここが映画っぽくないところでもあるのですが。 もともとのシナリオではここはこんな長回しではありませんでしたが、現場での役者のこだわりを尊重した結果です。 …
編集作業を進めながら考えるうちに、やはりこれは映画ではなく演劇なのだ、という結論に達しました。 映画と演劇との違いがどこにあるかというと、制作側と客席の信頼関係にあると思います。 たとえば山を見せるとき、演劇なら山で演じるのもありでしょうが…
編集作業を進めながら考えるうちに、やはりこれは映画ではなく演劇なのだ、という結論に達しました。 映画と演劇との違いがどこにあるかというと、制作側と客席の信頼関係にあると思います。 たとえば山を見せるとき、演劇なら山で演じるのもありでしょうが…
「映画の文法」を改めて読み直してます。 やはり読み返せば読み返すほど、やはりこれは映画じゃないのかもしれない、という思いです。 映画とはなにか、という原点の話は、実はこの映画の中でも出てきます。 というか、映画の起源について講義する場面があり…
【Cameraman and Editor's NOTE】6)演劇と映画の狭間で 粗っとした編集が楽しく難航していましたが、終わりが見えてきました。 問題はこれを、どう映画として成立させるのか、あるいは映画としては成立させないのか・・・。 映像化された演劇と映画の狭間を…
【Cameraman and Editor's NOTE】5)9月2日放送SBSラジオ ふくわうち いま映画制作に撮影・編集で関わっています。 それにまつわる話を【Cameraman and Editor's NOTE】として書いていきます。 9月2日にあまるさんとひっきぃさんがSBSラジオに出て、この企画…
webの特設ページが出来て、あらすじを読むことが出来るようになってます。 www.asovivatheater.com うーん、出演して全部撮影して編集を進めてる今になって初めて知った設定があるな…。 舞台はそこまで抑圧された社会だったのか、ということを改めて知るわけ…