【Cameraman and Editor's NOTE】2)自主映画について

 
プロデューサーである、あまるさんは自主映画と表現しています。恐らくはイベント類の自主企画という言葉の延長で使っているのでしょうが、個人的な好みでいえば、あまり好きな言葉ではありません。
もともと自主映画という言葉に決まった定義はありませんしね。
ハリウッドメジャー以外の映画という意味でも、自己資金で作る映画という意味でも使われます。
日本では商業映画との比較で、作り手が自己満足で好きに作る、というニュアンスで使われることが多いと思います。
本作に関してはあくまで主目的が興行にある、という点で、世間から色眼鏡でみられる自主映画という枠にハマっていません。
じゃあ商業映画なのかといえば、決してそこを目的にしているわけでもありません。
いうなら新しい形の映画ではないでしょうか。